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さりげない香りが好き。パフュームのトリセツ①初級編

ヨーロッパでは子供の頃から
「家の香り」「お母さんの香り」など、
生活の中で香りに触れながら育ち、
成長とともに「私の香り」を見つけていく文化があるそうです。
香りは、自分を心地よくし、自分らしさを表現するものの1つ。
好きな洋服や髪型を選ぶように、
自分らしい香りで装いを完成させるのはとても素敵ですね。


日本で暮らす私たちにとっては
ニュートラルな環境=香りがない場合が一般的。
「強い香りはちょっと苦手」
「香りを楽しみたいけれど“香害”にならないか心配」
と感じる方も少なくないと思います。


そこで今回は、
さりげなく香りを楽しむコツや、
強く香り立ちすぎないパフュームをご紹介します。

パフュームの基本のまとい方

清潔なお肌に、お肌から15cmほど離してスプレーしましょう。
パフュームの種類にもよりますが
1箇所1プッシュ × 2~3箇所が適量の目安です。



さりげなく香りを楽しむコツ
①ウエストより下にまとう

香りは下から上に向かって香り立ちます。
さりげない香りを楽しみたい場合は
ウエストよりも下にまとうと素敵。
汗をかきやすい部位は避けて、足首やひざ、太ももの内側などにつけましょう。


さりげなく香りを楽しむコツ
②小物に香りをつける

ハンカチや扇子などの小物にシュッとスプレーして
ご自身だけでひそかに楽しむという方法も。
名刺や手紙に香りをつけるのも、カンタンにチャレンジしやすく、
それでいてさりげないこだわりを感じさせて素敵です。


さりげなく香りを楽しむコツ
③空間で香りを楽しむ

プライベート空間なら周りを気にせず香りを楽しめますね。
カーテンの裾やクッションカバーにシュッとスプレーしておくと、
お部屋に風が通った時にフワッといい香りが漂います。


※ご注意
布などにスプレーする際は、シミにならないようご注意ください。
まずは目立たない場所に少し付けてテストしてみましょう。

強く香り立たないから安心
初心者さんにもおすすめのパフューム5選

深い香りや個性の強い香りが苦手な方に

アルベロ ディ ジャーダ(カネノナルキの香り)
香調:シトラスフローラル

明るい朝の光が似合う、爽やかなシトラスノート。
フレッシュな柑橘が香るトップノート、森に咲く花を集めたような
おだやかな甘さのミドルノート、石鹸のような清潔感やホワイトティーの
すっきりクリアな感覚があるベースノートまで淡く清らかなトーンが続きます。

Albero di Giada


    個性的な香りをさりげなく控えめにまとえる

    トレローザ(3つのローズ色植物の香り)
    香調:フローラルスパイシー

    デリケートなローズの香りにピリッとスパイシーなピンクペッパーや
    素朴なホリホックを組み合わせた、現代的なローズノート。
    一見、主張が強そうな組み合わせですが、意外にも香り立ちはふんわり穏やかです。

    3 Rosa


      コロン感覚で楽しめるみずみずしい香り

      フィオーリキアーリ(ブライトフラワーの香り)
      香調:フローラルフルーティ

      フローラルらしい華やかさや可愛らしさ、
      ハッピームードを醸し出す香り。
      日常生活の中でなじみのあるフルーツの香りをトップノートだけでなく
      ベースノートにも採用していて、とてもみずみずしい印象です。

      Fiorichiari


        慣れ親しんだ食材の香りが主役

        ヴァニリア&ゼンゼロ(バニラ&ジンジャー)
        香調:アンバースパイシー

        こちらも一見個性が強そうな香りに見えますが、
        日本人が食を通して慣れ親しんでいるジンジャーの香りが主役なので、
        なじみやすいと思います。
        ベースノートのバニラがジンジャーの鋭さをまるく整えながらも
        あまり強く香らないので、甘さが苦手でなければお楽しみいただけるはず。
        「クリームソーダの香り」「ジンジャーフロートの香り」と
        表現されるお客さまもいらっしゃいます。

        Vaniglia e Zenzero


          みんな大好きなお茶を香りに

          フォリエ ディ テ(ウーロン茶)
          香調:シトラスフローラル

          香りの強さは弱すぎず強すぎず。
          日本人が小さい頃から慣れ親しんだお茶の香りや、
          オレンジ、グレープフルーツといったポピュラーな柑橘の香りで構成されるので
          パフュームに慣れていない方も受け入れやすいと思います。
          特にトップノートが森の中をせせらぐ清流のように涼しげなので、
          気分をシャキッとスイッチしたい時にもおすすめです。

          Foglie di Te


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